初めまして。
kanato (かなと)と申します。
kanato blogへ訪問していただきありがとうございます!
\このブログではこんなことを投稿していきます/
・犬連れのキャンプやお出かけ
・わんこ(犬)
・ブログ
・日常のこと
セカンドライフでもしっかり稼いで、しっかり遊ぶ!!
そんな自分を目指して日々奮闘中です。
自己紹介
子育てが一段落した主婦です。
パートで働きに出つつ、おうちで副業などにも挑戦中。
3つ年下の旦那さん、オーストラリアへ留学中の長女、大学生の次女、愛犬シロタさんとの5人家族です。
唯一ずっとやっている趣味がバスケットボール。
今はバスケットボールをしているのか、コートを行ったり来たりしているだけなのか定かではありませんが…(^^;)
自分一人ではなかなか追い込んで走るということはできないので、仲間に温かく見守ってもらえるうちは頑張ろうと思います。
また子供から手が離れたので、夫婦と愛犬シロタさんでできる趣味としてキャンプに力を入れています。
子供と一緒にしていた頃はキャンプというと大きなイベントでした。
あれもこれも用意して、行ったら川遊びして、ご飯も3食決めておいて、買い出しも抜かりなく…なんてやっていたので、帰ってくると疲れ切ってる自分が…。
しかし今は肩の力を抜いて荷物も少なくし、料理も適当…気楽なキャンプをするようになったらとても楽しくなりました。
人生の転機
実は私には、このブログを書くことにつながる人生の転機がありました。
それは”卵巣がん”です。
出産以外入院をしたこともない自分が、まさかのがん…
きっとこのことがなければ、私はずっと同じ人生を歩いていて、立ち止まることはなかったでしょう。
~「卵巣が腫れる」って何ですか?~
2020年に健康診断(がん検診)で「右の卵巣が腫れています」と言われ、「卵巣が腫れる」とは何ぞや?という素朴な疑問から始まりました。
紹介状を書いてもらう間にググってみたところ、良い方だと良性の卵巣嚢腫、悪い方だと卵巣がん。
「最悪、卵巣がんね…」冷静にそう考えていたことを覚えています。
精密検査を受けると、良性の卵巣嚢腫とのこと。
9~10センチくらいあるから取ってしまった方がいいこと、取らないでねじれたりすると痛くて大変ということを説明されました。
「今ならギリギリ腹腔鏡で手術できるよ」と言われ、「じゃあすぐ手術します!」と即決。
その日のうちに手術日まで一人で決めてきました。
~こんなに元気な私が卵巣がん⁉~
術前の説明では、手術をしてみたら1~2%の確率で悪性のこともあると説明を受けていました。
が!そのまさかの悪性になるとは誰が思うでしょう…。
卵巣が腫れていると言われた時は「最悪、卵巣がんね…」と冷静に受け止めていましたが、その後の検査で良性だろうと言われていたので、すっかり安心していました。
「検査の結果、悪性でした。つまり”がん”ですね。」と言われた日、病院の駐車場で一人泣いたのを覚えています。
”旦那さんには何て言おうか”
”私、死んじゃうのかな”
そんなことを思っていたような気がします。
こんなに元気な私ががん!?
がんって元気なうちにできるんだ…と知った瞬間です。
検診が大切と言われる所以でしょう。
2021年にもう一度手術を受けることになりました。
念のために子宮やもう一つの卵巣、大網などを切除することに。
取り出したものから転移が確認されれば、抗がん剤治療などをしなくてはなりません。
術後、病理検査の結果がわかるまで、さまざまな気持ちが心の中をかけめぐりました。
”自分はもう長くは生きられないのかもしれない…”
”今まで、なんてつまらない人生を生きてきてしまったのだろう…”
”シロタさんに「最期の最期までママが面倒みてあげるから長生きするんだよ」って約束したのに、できなくなっちゃったかな…”
“さみしがり屋の旦那さんは、私がいなくなったら干からびちゃうかも…”
~卵巣がんが気づかせてくれたこと~
幸いなことに病理検査の結果、転移は見つからず経過観察となりました。
結果がわかるまでの一カ月半、生きた心地がしなかったのは言うまでもありません。
しかし、この時間は今まで何となく生きてきた私を立ち止まらせてくれました。
そして、人生を振り返る大切な時間になったのです。
私は今までパートをして、家事をして、変わり映えのしない毎日を無感動に、自分の頭で良く考えることもせず生きていました。
まさに他人事のような人生。
卵巣がんはそれを気付かせてくれたのです。
「自分の人生を自分の足で歩こう。」
普通の人にとったら至極当たり前のことを、私は病気になって初めて意識したのです。
おかしな話ですが、卵巣がんになって初めて生きていることを実感し、人生が色づき始め輝いたように感じました。
”なりたい自分” に近づく一歩
子育てが一段落し、これから始まるセカンドライフ。
このタイミングでがんになり人生観が変わりました。
卵巣がんはステージ1aでしたが、再発の確率は0ではありません。
「1~2%の確率で悪性の人がいる」といわれていたがんになった私としては、再発はあるかもしれないと本気で思っています。
あとどれくらい生きられるのか…
そんな風に短命の自分を想像もするのですが、それと同時に再発せず、他の病気にもならず、事故にも合わないで100歳まで生きる可能性も否定できません。
(どちらかといえば、後者の方が恐ろしいのかもしれませんが…)
長く生きられても生きられなくても、なるべく後悔の少ない人生にしたい!!
そのためにも、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。
もう50代目前だし、今さら気づいても遅いのかもしれない…そんな風にも思いました。
でも自分をあきらめないことに決めたのです。
それが病気になった”意味”だと思うから。
”なりたい自分になる”
”好きな自分になる”
そんな自分の目標を掲げ、始めた1つがこのブログです。
セカンドライフを楽しむためにしっかり稼ぎ、しっかり遊ぶ!
いきなりは無理でも一歩ずつ進みたいと思います。
そしてこのブログが、読んでくださる方の何かのお役に立てれば幸いです。