【超初心者向け】ワードプレスのブログはパーマリンク(URL)設定をしよう!おすすめの設定と変更するポイントや手順を解説

ワードプレスで記事を投稿するとき、パーマリンク設定というのができるのをご存じですか?

もしあなたが「ブログはただ書きたいことを書ければいいし、収入にもつながらなくていい」というスタンスでブログを書いているのであれば、設定をする必要はないでしょう。

しかし「今すぐには無理でもいつかは収入につなげたい」「できるだけたくさんの人に読んでもらいたい」という方は、ぜひ最初からパーマリンクの設定をしておいてください。
あとになればなるほど後悔すること間違いなしです!

でも初心者の方は、
「そもそもパーマリンクって何?」
「パーマリンクを設定するメリットやポイントは?」
「パーマリンク設定のやり方なんてわからない」
という方も多いのではないでしょうか。

本記事ではパーマリンクとは何ぞや?という基本的なことから、パーマリンクを設定することのメリットやポイントに加え、変更の手順まで超初心者の方でもわかるように解説しています。ほんの少し手間をかければできるので、ぜひトライしてみてください。

本記事はこんな方におすすめ!
・ブログを始めたばかりで、どんな設定で記事を書いていけばいいかわからない方
・パーマリンクの設定は何がいいのか知りたい方

・パーマリンクを設定するメリットやポイントを知りたい方
・パーマリンク設定の仕方を知りたい方

目次

パーマリンク・スラッグとは

まず「パーマリンク」という言葉の意味と、パーマリンクを説明する上で出てくる用語「スラッグ」について説明したいと思います。

初心者あるあるですが、わからないことがあって調べているのに、わからないことを説明している記事にわからない単語が出てくる…。今度はその言葉の意味を一つ一つ調べていく…。これではなかなか進まないですよね(^^;)

ここではその言葉の意味を理解するために、あちこちサイトを見て回ることがないよう解説していきます!

パーマリンクとは

記事には一つ一つに「https://~」と始まるURLがありますが、このURL全体のことを「パーマリンク(パーマネントリンクの略)」と言います。

ではそのURLはどのようにできているかというと、自分のブログを立ち上げる時に決めたドメイン名がブログのURLに入ります。
私の場合はドメイン名が「kanato-blog.com」。
なので私のブログは「https://kanato-blog.com」というURLになります。

そして記事を書くとそのドメイン名の後に、パーマリンク設定で選択されている文字が続きます。
私の場合、この設定を「投稿名」にしてあるためURLは以下のようになります。
https://kanato-blog.com/○○○(投稿名)/
このオレンジ色の部分すべてがパーマリンクです。

スラッグとは

「スラッグ」とは上記のURLでいうと「○○○(投稿名)」の部分を言います。
https://kanato-blog.com/○○○(投稿名)/
このオレンジ色の部分ですね。

パーマリンクがURL全体を指すのに対し、スラッグはURLの一部分です。

手紙に例えるなら、ドメイン名が苗字でスラッグが名前みたいなものでしょうか。
一般的に同じ家に住んでいる家族の苗字は一緒ですから、苗字だけではだれ宛の手紙かわかりません。名前まで書いてあればこの家のだれにあてた手紙なのか一目瞭然です。

記事でいえば、ブログ全体(苗字)の中のどの記事(名前)なのかということになります。そしてそれらを全部ひっくるめたのがパーマリンクです。

ブログの世界では、同じ苗字(ドメイン名)の人はいませんので、このようにしてできた一つ一つのURLは唯一無二のものになります。
URLで検索したとき、必ず見たい記事にたどり着くことができるのはそのためですね!

パーマリンクを途中で変更するのは影響大

大前提の話としてパーマリンクを途中で変更することは、基本的にはしない!ということを覚えておきましょう。

なぜならパーマリンクが変更になるということは、まったく違う記事になるのと同じことです。
そして違う記事になったということは、それまで受けていた評価や被リンク、SNSのシェアなどはすべてリセットされてしまうということを意味しています。せっかく獲得した評価などが0になってしまうということはSEO対策的には避けなければなりません。

SEO対策とは…
読者が検索したときに、自分のブログを上位表示させるためにする対策のこと。
上位表示されると、読んでくれる読者がグッと増えます!

まだ投稿して間もない記事ならまだしも、すでにある程度の評価などを受けている場合は変更しないようにしましょう。

おすすめのパーマリンク設定とそのメリット

ワードプレスのパーマリンク設定では、スラッグの部分に何を持ってくるかを以下の6つの中から選べます。

  • 基本
  • 日付と投稿名
  • 月と投稿名
  • 数字ベース
  • 投稿名
  • カスタム構造

結論から言うと、この中でおすすめのパーマリンク設定は「投稿名」です。

設定を「投稿名」にするメリットは3つ。

①投稿するときに、自分で投稿名を変更できる
②投稿名であれば記事の内容が読者に伝わりやすい

③古い記事でもバレづらい

メリットについて詳しく解説していきます。

メリット①投稿するときに、自分で投稿名を変更できる

設定を「投稿名」にすると、通常はスラッグにタイトルがそのまま入りますが、自分で変更することも可能です。記事の内容がわかる言葉に変更しておけば、どんなにリライトしたとしてもパーマリンク(URL)はずっと同じままですみます。

しかし、もしパーマリンクの設定で「投稿日」に関するものを選択してしまうと、後から記事をリライトしたときに投稿日が変更になるため、パーマリンク(URL)が変わってしまうことになります。

またパーマリンク設定でカスタム構造を選択すると、カテゴリーと投稿名を両方入れることもできます。一見わかりやすくて良さそうな感じがしますが、「記事が増えてきたから、もう少し細かく分類したカテゴリーに変えたいなぁ」などと思ったときに、投稿日を設定したときと同じ状況になってしまいます。カテゴリーが変わることによって、URLが変わってしまうからです。

メリット②投稿名であれば記事の内容が読者に伝わりやすい
設定を「投稿名」にすると、URLを見ただけで読者は記事の内容をなんとなく推測することができます。後述しますが、このURLがわかりやすいことはとても重要です。

メリット③古い記事でもバレづらい
パーマリンクで「投稿日」を選択すると、その名の通り投稿日が表示されるため記事の鮮度がすぐにバレてしまいます。検索をする読者というのは知りたい情報があり、基本的に情報は新しいものを求める可能性が高いでしょう。記事の内容にもよりますが、古いと分かった瞬間読む気が失せてしまうかもしれませんので、投稿日は入れない方が無難でしょう。

以上のことから、パーマリンクの設定は「投稿名」一択ですね!

パーマリンク(スラッグ)は英語表記

前述しましたが、パーマリンクの設定を「投稿名」にし、何も変更せずそのまま記事を投稿した場合、スラッグの部分には記事のタイトルがそのまま入ります。


この記事の場合であれば、
https://kanato-blog.com/超初心者向けワードプレスのブログはパーマリンク(URL)設定をしよう!~(以下省略)/
です。
そして、そのままでもダメというわけではありませんし、SEO対策的にも影響はないと言われています。

ならばどうして英語にした方がいいのか…。
それはGoogleさんが「パーマリンクはシンプルで分かりやすい方がいいよ~」と言っているためです。

ではなぜ英語に直すとシンプルでわかりやすくなるのでしょう?
その理由は、もし英語に直さず日本語のままのURLをコピペすると、文字化けしてしまい難解な文字列が並んでしまうからです。「シンプル」や「わかりやすい」からは程遠く、ただ怪しさが増すだけという結果に…。
その点、英語表記にすればそのままの状態で表示されるため、とても「シンプル」で「わかりやすい」という訳です。

パーマリンク(スラッグ)を英語表記にするときのポイント

ここではパーマリンクを英語に直すときのポイントを解説していきます。せっかく直したのにポイントからズレていたのではもったいないですよね。ぜひ参考にしてください。

記事の内容がわかるようにする

記事のタイトルには一番伝えたいことを書いているはずなので、そこからいくつかのポイントなる言葉をピックアップして入れると良いでしょう。もしタイトルから選ぶのが難しければ、記事の内容が伝わるものにします。

簡潔にする

記事の内容をたくさん盛り込みすぎてパーマリンクが長くなってしまわないように注意しましょう。Googleが求めているシンプルでわかりやすくするためには、簡潔さが大切です。2~3単語くらいが最適でしょう。

使える文字や記号を把握しておく

半角英数字(大文字小文字ともにOK)と一部の記号(ハイフン、アンダーバー)が使えますが、基本的には小文字の半角英字、数字、ハイフンのみを使っていくのが良いでしょう。

単語と単語はハイフンでつなぐ

記事の内容がわかるような単語をいくつか入れるときは、単語と単語をハイフンでつなぐようにしましょう。
なぜならハイフンでつなぐことによって、そのパーマリンクは格段にわかりやすくなります。

例えばスラッグを「wordpress-permalink-english」としたとき、このままならワードプレス・パーマリンク・英語の3単語であることが一目瞭然で記事の内容もだいたい推測できます。
では、もしハイフンを使わないとどうなるでしょう。
「wordpresspermalinkenglish」
かなり見づらくなってしまいましたよね…。

このように、わかりやすいパーマリンクにするためには、ハイフンがかなり重要な役割を担っていることがおわかりいただけるでしょう。

英語表記に直すのはGoogleにお任せする

ブログを書く方の中には英語は苦手…という方もいるのではないでしょうか。しかし安心してください。今はGoogleで検索すれば一瞬で英語にしてくれますので(笑)。
具体的には「○○(検索したい日本語) 英語」と検索していきます。いくつか候補をやってみて、ピンとくるものをスラッグに入れるといいですね。

パーマリンクの設定の仕方

以上のことから、パーマリンク設定は投稿名にし、それを英語表記に変更した方がいいということはわかっていただけたと思います。ではここからはパーマリンクの設定の仕方と、英語表記に変更する手順を解説していきます。

①パーマリンク設定をする

(1)ワードプレスにログインする
(2)「設定」をクリック
(3)「パーマリンク」をクリック
(4)6つある選択肢の中から「投稿名」にチェックを入れる
(5)「変更を保存」をクリック

※この設定は最初に一度するだけで大丈夫です。

②記事投稿時にURL(パーマリンク)を変更する

(1)記事作成画面の右側の「投稿」というところをクリック
(2)少し下に記事のURLがあるのでクリック
(3)パーマリンクというところを英語に直す

※こちらは記事ごとに毎回変更します。

まとめ

パーマリンクとは何ぞやというところから、ブログを投稿する際にパーマリンクを変更するメリットやポイント、手順について解説してきました。

本記事のおさらいです。

  • 記事を投稿したらパーマリンクは変更しない
  • パーマリンク設定は「投稿名」にする
  • パーマリンクのスラッグは英語表記に変更する
  • 英語表記にする際は、内容のわかる単語で簡潔に
  • 英語表記に使う文字は小文字の半角英字、数字、ハイフン
  • 英語の単語と単語はハイフンでつなぐ

パーマリンク設定とスラッグを英語表記に変更することは、メリットこそあれ目立ったデメリットは見当たりません。とても簡単にできるので、ぜひトライしてみてください。

そして素敵なブログを一緒に育てていきましょう!

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